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我が亡き後に洪水よ来たれ

 明けましておめでとうございます。今年も病弱な琥珀銀です。いやはや、まさか2023年初に罹患したコロナがここまで引っ張るとは思いませんでしたな。

 年の始めは巫女服姿のリゼさんにご登場いただきました。今年もごちうさの絵を地味に地味にマッタリと描いていく所存であります。しかしTwitter...じゃなくてX? ではシャドウバンなる表示制限がいつまで〜も解除されないためモチベも高まらず、もう完全マイペースに描いていこうと考えている次第です。でも、マイペースでいいならごちうさではない絵も描いてみようか...とかも思ったりします。

 さて、今年の年末年始も去年に引き続き網走湖畔のこぢんまりとした宿で過ごしております。
 

 

 今年は不正が明らかになった一年でした。別の見方をすれば不正によって弱者が絶対に強者に追い付けないよう世の中が仕組まれていたことが明らかになったとも言えます。そんな強者達が弱者に向かって生活に困っているのはお前の努力が足りないせいだと説教していたわけで、これはもう第二の山上がいつ現れてもおかしくはない。

 しかし、かく言う自分はこうしてのんびり北海道くんだりまで来て年越しを迎えられているわけで、これまで非モテだの負け組だと言っていた割りには、少なくとも年越し派遣村で炊き出しの列に並ばずに済んでいるだけでも相当恵まれていると思うべきでありましょう。

 まぁ、あんまり目立たないようにひっそり暮らしていきたいものですな。もういい加減うちら氷河期は身体にガタがくる年齢ですし、見栄張って彼女だ結婚だ子作りだに飛びつかなかったおかげで生活に若干の余裕があるわけで、いわゆる健康で文化的な最低限度の生活は営めているんですから、敢えて火中の栗を拾うような真似をしなくてもよいでしょう。

 てなこというと現状維持は逃げだ衰退だとか言い出す維新信者みたいな人が現れますが、そういう競争の誘いに乗ること自体彼らの思うつぼで、先述のように不正をやらかす連中に嵌められて養分吸い取られた挙げ句、甘えだの努力不足だのの自己責任扱いされたうえ使い捨てされるのがオチです。えぇ、いい加減我々も学習したんですよ。

 よって今年も辞世の句を詠みつつ世捨て人ライフをエンジョイしたいと思います。
 それではまた次回まで。