« Macbookどや | Main | 驕れる人も久しからず »

私たちはどうSNSするか

 どうも、暑さとコロナ後遺症で今度こそ死にそうな琥珀銀です。日記もそうですが、今回イラストもかなりギリギリでした...。

 今更ですが今回はシャロちゃんお誕生日絵を描かせて頂きました。ごちうさキャラ誕生日絵はもう年間行事となりつつありますな。

 さてここんとこSNS界隈がキナ臭い感じになっております。いわゆる大御所Twitterが当初のマスク革命で大鉈を振るわれているようで、っていうかなんか迷走しているようで、Twitter以外のSNSに脱出する動きが出ているようです。

 とは言え、この日記はその騒動が起きてから早2週間近くが経ち、なんかみなさんなんとなくTwitterに戻ってきた感じがあります。やはり10年以上のかけて成り立ってきた人間関係というかコミュニティはそうそう簡単に再構築できるものではないってことでしょうか。

 しかしながら今回の件でいつTwitterが消滅崩壊してもおかしくはないということは我々は身にしみて感じたところであろうと思います。実際のところ、Twitterに変わりそうなSNSはあるや否や? ということで有名どころ4つを覗いてきました。

 まずは散々話題になったThreads。とは言え個人情報でメシ食ってるFacebook改めMeta社の事ですから、もう情報抜く気満々でそこに抵抗を感じる人も多いようです。ていうか、Instagramのアカウントないとログインすらできないですしね。んで、そのThreadsですが、私の言いたいことを端的に述べてくれた方が居ますので全文転載します。

 赤の他人の豪華な食事風景なんて見たくないです。
 急におばさんが、私綺麗でしょ?って薄着でクネクネしてるR15動画っぽいのが出てくるのが本当に苦痛。
 急に部屋で水着を着た、明らかに加工済みの女性写真が出た時も受け付けなかった。
 「今日暑い」って半裸のおっさんの自撮り出て来た時はスマホ投げそうになった。
 これ、一個づつブロックしなきゃいけないとしたら相当苦痛。
 興味がない投稿がこんなにも不快になる物だとは思わなかった。
 

 まぁ、全世界で1億ユーザー突破したとか、その割にサーバーダウンが一切無かったことはさすがGAFAの一角を担うだけあったと言えるでしょうか。ただ上記の通りなのでここに居着くことはないでしょうね...

 次にMastodon。pixiv社がPawooの名でインスタンスを立ち上げたもののあんまり話題にならなくて他社へ売り払ってしまったことが逆に話題になりました。雰囲気は安定している気がします。Threadsよりキラキラ感はないし次に述べるmisskeyよりオタ芸感はない。ゆえに問題無さそうなんですが、いかんせん人が居なさすぎる。とは言え消えそうと言われ続けて7年目、真面目に細々と続けているところを見るにTwitter亡き後の一時避難所にはなりそうです。
 


 3番目にmisskey。「ミーム与謝野晶子」だの「レターパックで現金送れ」など2010年のネットのノリをリバイバルしたかのようなオタ芸ワールド全開なのが痛すぎるのか、かなり人を選ぶSNSとなっております。意外にもイラストでのコミュニティとかそういう感じのつながりはほぼない。つまり一見すると超オタク向けに見えるんですが、オタク素材で遊ぶ場所って感じで、作る側のつながりみたいなのを求めてはいけないんでしょう。
 

 最後にBluesky。これはクローズドベータテスト中なのでインビテーション(招待)がないとアカウントが作れません。Twitterの創業者が加わっているってことで、本当にTwitterでやりたかったことを構築しようとしているようです。このクローズドでなおかつポリシーが明確な環境により、治安は一番よく本当の意味でのコミュニケーションが取れる場となっております。私が一番お気に入りなのがここです。とは言え、住民達の自治がともすれば「Blueskyに選ばれた私たちは...」てな感じの議論に進みやすく、クローズドからオープンに移行した際に、ギラギラした外来種の攻撃になすすべもなく駆逐されそうな脆さを感じます。
 

 以上ざっくり概観してきました。まぁ偉そうな事を述べておりますがThreadsを除けばほぼボランティア状態で運用しているわけで、そこの管理側から求められていないペルソナなら歓迎されないということも覚えておくべきでしょう。つまりThreadsほど露骨でないにしても、営利企業として運営していく側としては会員はそれなりに価値ある存在でないと来てほしくないというか、居させてはやるが発言の機会は与えないというか、そういうのが今後より鮮明になっていく気がします。

それではまた次回まで...。