どうも、このところのサイバーインシデントで仕事に忙殺される琥珀銀です。ある意味ハッカー達は私の仕事を創り出す者達と言えなくもない。
今回は体操服なシャロちゃんを描かせて頂きました。夏の雰囲気なのは仕事多忙と体調不良で完成時期を見誤ったからです…。
さてアレですな。冒頭でも述べましたがサイバーインシデントが盛況ですな。発端はタイムズカーの個人情報漏洩からのようにみえますが、実際のところ兆候は以前からあってAIによってブーストが掛かっただけの気がします。
現在、総人口を大幅に超える延べ1億6千万人以上が漏れまくっているらしい個人情報ですが、今後はもう公然の秘密にならざるを得なくなるのかもしれません。例えば、名前を書いただけで住所氏名年齢職業年収病歴その他諸々が即座に相手にバレる時代になるのだと。ただまぁ、そうなってしまえばなったで、そういう生活スタイルになるんだろうなと思います。つまり、漏洩を前提とした本人確認などが当たり前になっていくのでしょう。ニューノーマルってやつですな。
ですが、そうなると犯罪者達は脅すネタがなくなってしまい困る事になります。彼らも食い扶持を探すのに必死ですから、ニューノーマル移行後は更に面倒なことを起こすのではないかと予想します。それは個人情報悪用の最たるもの、背乗りです。
背乗りとは警察用語で、工作員や犯罪者が正体を隠すために実在する他人の身分や戸籍を乗っ取ってその人物に成りすます行為です。英語ではゴースティングといいまして、日本ではあまり聞きませんが海外ではポピュラーな犯罪です。だいたい何をされるか想像が付くでしょう。ある日突然、社会的にあなたはあなたでなくなり、見ず知らずの他人があなたを装い、犯罪に手を染めたり借金を累積させたり、あるいは社会的なメリットや基本的人権を根こそぎ奪っていきます。用が済めばあなたに返されるかもしれませんが、そのときは社会的に再起不能となった後です。
この件について、我々弱者男性は警戒を厳とする必要があります。普通の人であれば、背乗りされても身近な人や会社が本人ではないと否定してくれることが期待できるでしょうが、我々のようにぼっちな中高年男性であったらどうでしょうか。友達もおらず、親も他界し結婚もしていなければ、本人だと証言してくれる人はかなり少ないか、そもそもいないはずです。さらに就職先においても、昨今の会社は熱心に中高年の黒字リストラを敢行中ですから、氷河期おじさんなんて真っ先に切りたい人物であるはず。どうなるかは推して知るべきです。
以前私は大災害に見舞われた時を踏まえて、自分を証明するものは可能な限りアナログでも持つべきだと主張させていただきました。通帳やマイナンバーカード、マイナンバー化した免許証など、自分を証明するものをすべて電子データ化してしまうと、いざそれが電子的に失われたときに自分を証明するのは困難を極めます。だれすらも証明してくれることが期待できない以上は書類などしか証跡になり得ないからです。何もかもない我々は、普通の人よりも人生を慎重に生きる必要があります。女性やこどもが困っていたら社会は手を差し伸べますが、きったねぇオッサンが困っているところで誰が助けてくれるというのでしょうか。
よって個人情報漏洩祭りの現在において我々弱者チー牛氷河期おじさんが第一にすべきこととは、自分を証明できる公的な書類や自分がしてきたことを証明できる書類の厳重な保管です。電気代のお知らせや選挙時に届く投票券の控え、ねんきん定期便、医療資格情報などなどをポイ捨てせずしっかり保存しておきましょう。1通では無効でも複数組み合わせれば正式に個人を証明する書類となり得るものもあります。はやりの通帳レスの風潮に乗らず、現物の通帳を所持することで、口座を乗っ取られたときに正当な所持を抗弁できるでしょう。
アセットが電子化していく現在において、アナログの証跡管理はもはや現代人(特に弱者男性)のリテラシーと言っても差し支えありません。
それでは、また次回まで。
