どうも、最近自分はもう意識だけの存在で実はこの世に居ないんじゃないかって思い始めている琥珀銀です。
さて今回は習作としてチノちゃんを描かせて頂きました。この絵は習作なので次回更新時には削除します。最近どうも絵をアップするたびTwitterのフォロワーさんが減っていくので、これはどげんかせんといかんと何回目かの絵柄の改造に取りかかっている次第です。老いているから若い人の感性に追いつくのが大変でのぅ…。
さてアレですな、ここんとこお絵かきAIだのChatGPTを始めとするAI関連の技術がなんか爆発的に進化してて、人類がそれに追いついていない感がありますな。
とは言え実際のところは、この手の技術に悪人が素早く目を付け、悪意あるマネタイズに持って行こうとする動きとの戦いって感じで、戦っている相手はAIでなく所詮人間同士であるというところでしょうか。
「必要は発明の母」を転じて「戦争は発明の母」と言われておりまして、近代的なテクノロジーは大概戦争、つまり人類が自らの利益のために他の人類に危害を与える技術が元になっています。とは言え今は世界大戦時ではない平時(一応。局所的には除く)と言えますから、戦争の代わりに起きているのが今の状態と言えるんでしょう。
この問題に対してAIはどうあるべきか、みたいな議論が巻き起こっているみたいなんですが、上記述べたように所詮これは新しい道具に対する人間の問題です。つまりAIが勝手に人類に宣戦布告を開始したわけではなく、昔からある悪さを働く人間をどうするんだって問題でしかありません。
これはどう考えても神が人間…というか生物を創造した時点での失敗だと思うのですが、弱肉強食だの淘汰圧だのが是として行動するような基本設計となっているため、最終的に個体では幸せをもたらさないようになってしまっています。つまり、ガイア理論とかでは整合が取れているんでしょうが、結局それは我々や生物ひとつひとつが創造主とかそこらへんが望んだ姿を構成するパーツでしかないわけです。
よってこの問題は創造主の規定するドグマを弱肉強食による全体最適から個別最適で成り立つ調和に切り替えてもらうしか方法はありません。がしかし、遺伝子がすでに競争によってしか最適化できないようプログラムされてしまっているため、これを修正するにはもう仏教で言うところの解脱、つまり自身というか自身を構成する意識を創造主の意思の及ばない「界」へ移動させる必要があります。でもそんなことはほぼ不可能な訳で。
つまりここまで言って何が言いたいかというと、おそらくなるようにしかならない。それこそAIというかAIによって世紀末的モヒカンヒャッハーな世界が訪れてしまうのであれば、それが人間というか神が設計した世界の末路であって、その辺のところを賢人会議だの叡智だのとやらで解決しようなんざ創造主の意思に反する無駄な足掻きに思えてなりません。
我々は完成された最終的なより良い何かに向かって進化しているはずなのですが、行き着くところは死であって、その過程で存在を許されているだけなのかもしれませんな。
それではまた次回まで。