ヒロさんとはやぶさ

萌え絵オタにして技術オタのハイブリッド、琥珀銀です。
最近じゃ割とポピュラーな組み合わせですね。こんばんわ。


ヒロさん下書き
今日はチャイナなヒロさんを描いてみました。
実はヒロさんを描くのはこれが初めてです。
最初見たとき、このお団子頭がどうしても中華イメージに繋がってしまいまして。
実際は日本的で良妻賢母なお人でしたがw
とりあえずは下書きできたので、これから色塗りをじっくりやっていこうかと思いますです。
さて、ここから先は興味ある人向けの話題をば。
 アレですな。今夜いよいよ小惑星探査機「はやぶさ」が地球に帰還しますな。子供の頃、未来の世界だとか科学技術だとかに興味あった人ならば、今夜のイベントは見逃せないものであると言えるのではないでしょうか。
 エンジン故障、燃料漏れ、行方不明… 数々のトラブルに見舞われながらもスタッフの神業と奇跡で乗り越えてきたこの探査機の帰還に今、世界中が注目しています。アメリカ、ロシア、そして世界中のどの国でもなし得なかった、世界初の小惑星からの帰還であるからです。しかし残念ながら、日本のマスコミはワールドカップサッカーの韓国ばかりを報道し、スルー状態となっています。
 私見ですが、こういうニュースこそ「日本人を勇気づける」大事な事柄だと思うのです。どんなトラブルに見舞われても決してあきらめず最後まで希望を捨てない、それは自信を無くしつつある今の日本人に必要な姿勢です。頑張れば最後には何とか希望が叶うんだという思いを、この探査機と管制スタッフは教えてくれている気がします。
 探査機はやぶさは、試料が入ったカプセルを放出した後、大気圏で燃え尽きる直前に、最後の力を振り絞ってカメラの向きを変え、故郷である地球を撮影するそうです。地球の撮影なんてそこらの人工衛星がいつもやっていることですが、管制スタッフいわく、「7年ぶりに戻ってきた故郷の姿を最後に撮らせてやりたい」とのこと。この日本人的メンタリティが、私は好きです。機械に気持ちを重ねてやるなんて、原始的なアニミズム以外の何者でもないのですが、世界初の快挙を成し遂げる最新技術の根幹が、実はモノに対する愛情だったというのは、実に素敵なことだと思いませんか。
 あきらめない心、モノや人に対する愛情、そういうことがともすれば軽視される現代において、これから先を生き抜く大事なキーとなるんじゃないかと、そう思います。