どうも、どうにも体調が元に戻らない琥珀銀です。なんか無呼吸症候群にも引っかかったらしいんですが、逆にCPAPなる機械を付けて寝ればコロナ後遺症からも超回復した例もあるらしいんでそれに賭けています。私はAHIなる数値が20以上なので保険適用で済むらしい。
今回はCLOCK WORK RABBITでのチノちゃんを描かせて頂きました。もしアニメ4期があるなら是非見てみたいストーリーになりますな。
さて前回は入院したことをお伝えいたしました。今こうしてお絵かきと日記を公開していると言うことは退院できたということになるわけですが、今後寄る年波には勝てぬゆえに入院の機会も増えていくだろうと予想しております。
そして世間で言われている「独身は入院時に保証人を立てられなくて難儀する」をまさに体験いたしました。いくら独身者が増えていると巷で言われていても、病院はやはり保証人しかも連帯保証人を求めてきます。
さらに私の入院した病院では、支払保証会社に契約させられたうえで連帯保証人を求めてきました。これはなかなかのハードルの高さです。絶対に治療費を回収するんだという強い決意を感じさせます。あと死んだときすぐ放り出したいという意思も。
今回は支払保証会社は源泉徴収票と勤務先の確認で契約、連帯保証人は拝み倒して妹になってもらいました。しかしこれほどハードルが高いとなると、次はそうもいかないかもしれません。
なお、既婚者でこの日記を高みの見物で読んでいるそこのあなた、連帯保証人は「生計を一にする者」は対象外になることをご存じでしたか。つまり、結婚していてもあなたの妻や夫は連帯保証人にはできず、今どきのように結婚していても経済的な理由から子供がいない場合は私と同じように入院ジプシーとなります。異常に気づきパートナーが救急車を呼んでくれて病院に搬送され一安心と思っても、断られる可能性があるのです。参考:日本経済新聞社「身寄りのない高齢者」
この手の人々を「身寄りがない」と言いますが、「身寄りがない」とは、単に家族・親族がいないことだけを指すのではありません。家族や親族がいても、遠方に住んでいたり関係が断絶したりして支援が受けられない人で、頼れる友人や知人がいなければ「身寄りがない人」となります。(※引用元:みずほリサーチ&テクノロジーズ)
ではどうすべきでしょうか。医師法第19条第1項でいくら国が連帯保証人がいないことを理由に治療を拒んではならないと規定していたって、病院は営利企業ですから身元の怪しい貧乏人なんてお断りでしょう。ここは戦略を練る必要があります。
まずは連帯保証人になってくれる友達や知り合いを作ることが考えられますが、ンなことが出来るンなら我々コミュ障陰キャは苦労しません。まずもってこれは却下。
次に連帯保証人を求めない病院を探すって方法ですが、確かに増えつつあるとは言えオススメしません。悪徳なところによっては弱みにつけ込んで不要で莫大な医療費を請求されます。そして入院の条件にリボしか出来ないカードの契約を迫られ、およそ3ヶ月ほどで治療もそこそこに追い出した後、カード会社とつるんで貧困ビジネスによってドヤ宿に身柄を拘束された挙げ句、強制的に生活保護の手続きを踏まされたあと通帳を取り上げられ、いつまでも搾り取られることでしょう。え? 極端すぎるって? いいえ、これは私が若い頃実際にその一歩手前まで体験しました。貧困ビジネスに人身売買されるまえに一文無しで逃げ出したんです。前に若い頃私がホームレスの経験があるとこの日記に書きましたが、当時は氷河期真っ只中でお金も無く、かようにしてホームレスになってしまったのです。少なくとも救急車に運ばれる病院は普通選べませんから、要注意です。
では気を取り直して、国に頼る方法を考えます。いわゆる成年後見制度を利用する方法です。これは「地域包括支援センター」「社会福祉協議会」「市区町村の福祉保健課」に窓口があります。がしかし、これは結構高齢者向けのサービスであり、今の年齢では割と断られそうです。将来利用するにしても、今は保留でしょう。
身元保証サービスはどうか。これはピンからキリまであり、信用ある保証会社ですと大体最初に最低でも100万程度は掛かります。高いので見送りたい…と思うでしょうが、残念ながら実はこれが我々身寄りの無い者が多分まともに医療を受けられる手段となります。この世が地獄とするなら、地獄の沙汰も金次第。別に保証会社の回し者ではないのでリンクを張ったりはしませんが、子育てをしてない分のペナルティと考えればやむを得ないかもしれません。
私としては妹と連携を保ちつつ保証会社をにらみ、年齢が還暦とか超えるようになったら成年後見制度かなぁとか思うところですが、3人に1人が独身となる我々の世代では本当に病院が結婚して子供が作れる上級国民だけのものになるかもしれません。独身男性の平均寿命が67歳というのもあながち嘘ではないのかもしれないと思った次第です。
まぁそうならないように健康にはこれまで以上に気をつけたいところではあります・・・。
それではまた次回まで。