Clover Heart’sの「莉織」、下書き描きました。
ええと、昔そういうゲームがありましてな。これはそのヒロインなんですわ。
遡ること4年前、何を描いてもぱっとせず、HPのカウント数は一日2~3程度しか回らない、TINAMIやサーパラに登録しようとしても登録拒否される、相互リンクしてくれる人も居ない… けれどもHPを開始してから1年目のある日、とあるツインテ絵師の方が、私の描いたこのキャラを目に留めてくださり、相互リンクしてくれました。それ以来、やっと人が来てくれるようになったのです。つまりこのキャラは、私を「ツインテな絵を描く人だ」と人々が認めてくれるようになったきっかけをくれたものと言えます。
最近のオタ流行ってのは、とにかく流れが速いです。人気のコミックやアニメが、数ヶ月で入れ替わってしまう。一年も経てばマイナーになってしまうことも珍しくありません。自分が好きだったはずのキャラも、気がつけば、なんだか遠い日の思い出の彼女の如くです。
その殆どが無償に近い活動をする絵を描く人々にとって、人からの賞賛は活動の糧だと思います。PV(ページビュー)やWeb拍手はその最たるものです。SNSならば、コメントがそうかもしれない。でもそれを得るためには見てもらわなければならない。見てもらうためには、人気のキャラを描いた方が近道となるのは認めざるを得ない。
でもね、それでもね。自分を成長させてくれたキャラには思い入れがあるのです。例え人々が忘れてしまっていても、自分だけは最後まで大事にしてあげたい、と。端から見ればキモチワルイ感情なんでしょうけど、好きでもないのに流行と売名に流された絵を描き続けるよりはよっぽどマシな気がするし、そんな私をキモオタと呼ぶのなら、私は喜んで受け入れましょう。