三昧場

 どうも、おにまいロスに耐えきれず格安アウトレットで円盤を買ってしまった琥珀銀です。やっぱり癒やしとして最高ですわこの作品。


 今回は習作絵2枚目となるチノちゃんを描かせて頂きました。ある程度習作でなく完成形を目指したのでこちらは残しておこうかなと。
 さてアレですな、このところ直葬てのが流行りだしておりますが、最近はゼロ葬てのが静かに浸透し始めているのだとか。両者に共通するのはとにかく格安で済むことですな。
 孤独死が確定している我々非モテキモオタ童貞たるもの、死後のことは基本的にどうでもいいことであります。死んだところで誰かが悲しむわけでも思い出すわけでもないのでね。けれども、このような直葬やゼロ葬がお金のない庶民に浸透していきますと、今まで宗教界や葬儀業界だけが得られた既得権益を大きく損なうことになりますので、おそらく必死に抵抗してくるはずです。
 そうするとどうなるか。特にバックに創価学会を抱える公明党が連立与党を維持する上で自民党にこれら既得権をなくさないよう圧力として働きかけるはずです。思いつくところでは生前葬儀税とかでしょうか。つまり、戒名や葬儀など直葬ゼロ葬で省略可能な部分を、遺された遺族のために必要不可欠などと適当な理由をでっち上げて生きているうちに税として徴収するよう法で定めてしまったりするでしょう。
 繰り返しますが我々孤独な非モテキモオタ童貞に葬儀はもちろん墓すら不要なはずです。白洲次郎ばりに言えば「葬式無用、戒名不要」の精神です。昔の悪役キャラが「墓など生きた人間には何の役にも立たん。つまりガラクタだ」とか言ってましたが、今こそエコの観点でもSDGsの観点でも必要と言えるわけで、坊主や葬儀業界どもの既得権のために死ぬことすら生前にカネが必要になるなど絶対に避けねばなりません。
 もっと言えば、この手の葬儀関連は安楽死施設からワンストップで提供してほしいと思うんですよね。ウチら氷河期世代は豊かな老後など望めず生涯低賃金労働が約束され、下手すれば癌を患いながら死ぬまで働かざるを得なくなる可能性が高く、ならば安楽死施設で安楽死させてほしいという要望が高まってくるはずです。そこでこの安楽死施設とゼロ葬をワンパッケージとし、施設に入れば草原や大海原の美しい映像とともにベートーヴェンの交響曲第6番「田園」の安らかな音楽に包まれているといつの間にか安楽死が実行されていき、あとは自動的にゼロ葬へのプロセスが進み遺灰は廃棄物として処理される、それこそが氷河期の望む最期と言えましょう。
 政府から見れば我々なんぞただの納税マシーンでしかないので、子供を育てず老化によって担税力が喪失すればさっさと処分したいはずです(≒Ex.防衛費やLGBT法には豊富な資金をつぎ込むのにいのちの電話が国からビタ一文支払われず全てボランティアで賄っている現実を参照)。そういう意味でも両者の思惑は一致するはず。
 もし生前葬儀税が安楽死施設整備のための目的税にするなら是非とも賛成したいところなんですが。
 それでは、また次回まで。