どうも、全国旅行支援使って温泉に行ってきたんで更新が遅れた琥珀銀です。いやはや、命の洗濯ですよ。
今回はリゼちゃんを描かせて頂きましたが…このサイトだから言えますが今回どうも色塗りというかいろいろうまくいきませんでしてな、自信ないんでpixivには載っけないつもりです。
さてアレですな、マスクさんがTwitterを買収してから彼の思うようにいろいろやっているようですが、彼が来るまでこの世の春を謳歌していた内外の人々が一斉に反抗しておりますな。
まぁ実際、仕事の鬼であるマスクさんが社長になったら私だって逃げ出すでしょうから仕事に関しての彼にはあんまり共感できませんが、利用者として言わせてもらえればかなり良くなったという印象があります。
なんてったってこれまでツイートやイラスト見たいからフォローしていたのに勝手にミュートにされ、私の絵だってシャドウバンとか訳わかんない検閲され、なのに意識高い女性問題だの主婦の愚痴だの保育園落ちた日本死ねだのがなぜか優先して表示されていたのが一気に表示逆転したわけですから、そらもー利用者としては万々歳であります。本当にそんなの話題になってるの? というニュースも軒並み消えましたしねぇ。
ただまぁ、Twitter内部でキュレーション…でしたっけ? 自分たちの思想に都合の良い記事を「これこそが正義だ」として朝日新聞よろしくご注進報道やってたわけで、しかもどうやら情報を選んで表示させ世論をいじってたっぽいようで、それができなくなったもんだからTwitterの中の人とそのお友達メディアが彼を叩く叩く叩きまくりなのがなんともでして。
さてところで、先日G20サミットが閉幕しましたが、中国の習近平主席がカナダのトルドー首相に対し苦言を呈したニュースが話題になりました。「我々が非公式で話し合った内容が漏れてるぞ」という習主席からの指摘に対し「民主主義とはそういうものなんだよ」と返したトルドー首相に習主席はたいそう不満だったとか。
これ、漏れちゃいけない内容が漏れるのはどうなんだというのはあるにしても、思想や情報を全て統制するのが当たり前とする共産主義と、基本的に国民は全て知る権利があって自由な発言が保証される自由主義との明確なコントラストとして世界に印象づけました。
翻ってTwitterは自由主義社会で生まれたサービスですから、基本的に情報を統制したり思想をコントロールするのはあまりよろしくありません。しかし前述の習主席みたいなことをTwitterがやらかしていたのは、利用者の様々な意見を広めるよりむしろ何かの思想を広めることを是としていた可能性があります。
それは意識高いだけじゃなくてスポンサーの意思がそうだったとかそのへんです。余談ですがあの遊びまくってるようにしか紹介されなかったTwitterJPが実はアメリカに次いで稼いでいたとか。あーそうそう、一部左派メディアとのモーメントを優先させてくれるホットラインもあったんでしたっけ、NHKもさんざん(今となっては怪しい)世論を反映したTwitterのAI分析とかやってましたね。で、TwitterJPの売り上げがアメリカに次いで世界2位ですか、いくらもらってたんですか?
以上踏まえてまとめてみます。マスク改革によっておそらく清濁併せのむ自由な意見が言える状態に戻りつつあるものの、Twitterの経営を支えていたであろうスポンサーからの支援は途切れてしまったと思われます。マスク氏がやや焦り気味に会社のスリム化を急ぐのも収入の低下を予想していたからでしょう。スポンサーというか、会社というのは大なり小なり何らかのイデオロギーに染まっているものですから自由な意見を述べられたら困るわけで、正直この先TwitterをSNSとしてだけ商売するのは厳しいでしょう。おそらくマスク氏も言っているとおりスーパーアプリ化して人々の生活に必須となるように仕向けるしか生き残る道はありません。
ただそれは厳しいだろうな、という気がします。なぜかと言えばTwitterが持つメッセージングやソーシャルメディアだけでなく、決済や送金や通販とかいろんなものが必要になるからなんですが、楽天経済圏みたいなのはマスク氏は持ってません。今から作るのも相当大変です。ゆえになんとなくTwitterを追い出されたトランプ前大統領が作ったSNSみたいなのになっていくような気がします。あるいはTwitter創始者が推進している分散型SNSプロトコルを採用してMastodonみたいな方へ舵を切ることになるか、注目したいところです。
それでは、また次回まで。
追記:
どうもFacebookとかinstagramなどがAIが選んだとされる他人の投稿を表示しており、すでにその割合は3割を超えているそうです。つまりフォローしてない赤の他人が意図的にタイムラインに紛れ込んでいるわけですが、Twitterもこれを目指していたのかも知れませんね。ていうか大丈夫か自由を標榜しているはずのアメリカ。すでに乗っ取られていないか。