どうも、異世界転生するならごちうさ木組みの町と決め込んでいる琥珀銀です。
今回は2021年版のリゼちゃんお誕生日絵を描かせて頂きました。もはやこれだけ描いていますと実の娘の成長を見守る親の気分ですな(キモい
さてアレですな、ここんとこコロナウイルスに対するワクチンがそろそろ入ってくるってんで、これを接種しましょうってな動きが出ておりますな。まずは医療関係者、次に老人や基礎疾患のある人、最後に一般という順序だそうですが、早くもネット上ではみなさん積極的に接種するようにしましょうってな呼びかけが行われております。
このワクチン、日本に入ってくるのは製造元によってファイザー製、アストラゼネカ製、モデルナ製の3種ほどあるそうです。この3種は微妙に仕組みが違っているようで、この仕組みの違いをモダリティというそうです。専門家にぶっ飛ばされることを覚悟で大雑把にこれらモダリティの違いを述べますと、ファイザーとモデルナがウイルスの設計図を体内に送り込んで体内でウイルスっぽいものを作らせて模擬戦闘させ免疫に覚えさせる方法、アストラゼネカのがウイルスっぽいのを別の生物で作り上げてそれを体内に送り込んで模擬戦闘をさせ免疫に覚えさせる方法、だそうです。
その上で皆さん、ワクチン打ちます? ワタクシここまで説明しておいてナンですが、かなり及び腰になっております。いや、世間で言うところのワクチンは副作用ガーとか後遺症ガーってのを言うつもりはないです。ワクチンなんて多かれ少なかれバクチなところがありますゆえ、運が悪けりゃインフルエンザの予防接種でだってやられます。私がいいたいのはそういうところでなくで、これらワクチンを管理運用する体制についてでありましてな。
当たり前の話なんですが、これらワクチンを輸入して保管、輸送のうえ国民に接種するのは国が行います。そしてこの国の管理体制がワタクシ非常に不安なのであります。
このワクチンは2回打たないと効果無いんですが、1回目と2回目が正しく同じ会社のワクチンを接種できるよう、かつ正しい間隔で打てるか管理するっていう課題があります。心配性だと思いますか。ならば申し上げましょう。その管理をするよう国が委託した会社はパーソルプロセス&テクノロジー社です。そう、この会社、例の接触確認アプリCOCOAの委託先で、平井卓也デジタル改革担当相に 「出来のいいアプリではなかった」「発注にも問題あった」などと言わしめたところです。なんで失敗した会社にまた頼むかね…これが利権とか癒着ってやつじゃないの。第一この会社、下請けの下請けに中抜きたっぷり抜いて時給の安い派遣さんに作らせてるじゃないですか。大丈夫なんですか。
ほかにもあります。ファイザーのワクチンはマイナス70度で保管・輸送しなければならないのですが、うっかり常温に晒しちゃったメンゴメンゴなんてことが起きそうな気もします。これを請け負った会社はヤマト運輸・西濃運輸・DHLですが、ヤマト運輸ってさんざクール宅急便を溶かして事故起こしてませんでしたっけ。まぁ佐川急便がいないだけマシと言えますが。
もちろんこれら事故が起こるようなことは「断じてない。絶対安全で安心してほしい」とまるで原発の安全性の時のように政治家の先生方は言うはずです。が、実際、事故が起こってから「想定していなかった」「当時はそのような認識は無かった」とか言い出すのはサリドマイド事件とか薬害エイズ訴訟で散々見てきた光景です。国民から総突っ込みされて渋々認め、でも裁判では被害者と争う姿勢を見せて和解まで10年以上の時間かけてるうちに関わった偉い人たちは定年退職して逃げちゃうのがこの国の様式美です。ここまでで何が言いたいかというと、「これは防げる医療事故だった」と後世に語り継がれる事例に巻き込まれたくないのであります。
ではどうすべきか。これは確信を持って言えますが、おそらくこのワクチンに絡む医療事故は絶対に起きます。そしてツッコミ→謝罪→改善というおなじみの流れが見られるはずです。すでにワクチンの分量を間違えたということをやらかしてますから、まぁ起きるでしょう。そしてこのツッコミ→謝罪→改善というPDCA的サイクルが何度か回るはずです。
もうおわかりですね。そう、このPDCAサイクルが順調に回り始め、問題がニュースや国会で取り上げられなくなったときが接種のタイミングです。言い方は悪いですが、先人の皆様には人柱になってもらう。
おそらくですが、このコロナもインフルエンザと同じく撲滅には至らず冬の風物詩として毎年の予防接種に組み込まれていくのだと思います。どこかで接種を受けることにはなるでしょう。ただそれは、焦って飛びついてはならないだろうなと、過去の事例からそう思います。
それでは、また次回まで。