半二重コミュニケーション

 お暑うございますな、琥珀銀です。残暑お見舞い申し上げます。


 今回は残暑見舞いを一枚したためさせて頂きました。この暑さ、8月下旬までは続くそうですんで、皆様も体調には十分お気を付けください。
 さてアレですな、世間は夏休みですな。まぁ社畜にとってはお盆休みぐらいしか関係ありませんが、それでも「(いきなり前触れ無く)ヘッタクソやめろ」とか「●●で晒されてますがどういうことですか(身に覚えがない)」とかいうリプが増えてきますと、あぁ夏になったなぁと思う次第であります。えぇ、夏休みに入ったんで時間持て余す暇な学生の方が増えており、いわゆる季節ものと言えますな。
 この手の輩は相手にしても次から次へと現れるし、誰かに助けを求めようにも「それは文句を言われるお前にも問題がある」とか言われるし、あんまり回避策がありません。たまに「絵を描きませんか?」とか善意のお知らせが来ても、もう疑心暗鬼モードに入ってるので予後もよろしくありません。そこでワタクシも学習しまして、あんまり私に向かってコンタクトを取れないようにしております。
 すでに皆さんもお気づきだとは思いますが、私に何か意見を送りたいと思っても結構やりにくいようにしてあります。まずこのサイトですが、メールの連絡先がありません。さらに、Web拍手だのお問い合わせフォームだのもありません。つまり、このサイトには管理人にコンタクトをとる手段が一切提示されていないのです。
 ではより距離が近いと思われるTwitterはどうか。まず、いわゆるダイレクトメッセージは私がフォローした相手しか許可しておりません。捨て垢で特攻しかけても送信できません。リプで絡んでくることはできるかもしれませんが、私は絵をアップする時以外はつぶやかないようにしておりますので、絡むにはやりにくいでしょう。さらに最近クソリプ防止機能が実装されたそうですから、ますます攻撃を仕掛けることは困難になったと言えます。
 それではpixivはどうか。絵に対するコメントはできますが、悪意ある書き込みはこちらの裁量で消せるのは皆さんご存じの通りです。タグについても一定期間をおいたら編集不可に設定します。また、なるべく揚げ足をとられないよう、申し訳ないと思いつつもコメントに返信はしておりません。なお、LINEだのインスタだのと言ったものは非公開鍵アカウント運用前提です。
 逆に、こちらからは話しかけやすいという卑怯な態勢を敷いております。Twitterが顕著ですが、こちらを見ればわかるとおり、結構いろんな人に絡んでおります。こちらから話しかけるのは好きですが、話しかけられるのは嫌いという天邪鬼極まりない人間ゆえに、この態勢が一番しっくりくるのです。そして多分、一番攻撃されにくいスタンスでもあります。
 ただし、このやり方は上を狙いたいとかもっと有名になりたいという人には向いていません。これは、私の座右の銘である「地味に地味にマッタリと」を体現したやり方なのです。キラキラした世界で輝くのは才能のある人たちだけでやればよい。お絵かきしつつ人に見せたい、しかし、あまり人と関わらず静かに人生を送りたいと考えたとき、可能な限り自分をメインステージから遠ざけ第三者的立場でいられるようにするためには、物事の矢面に立たないような仕組みが必要です。ダンゴムシ的人生というか、ひんやりと気持ちいい石の裏の日陰でひっそりと余生を送るような生き方が、童貞非モテ人生を歩んでいる自分にはちょうどよい湯加減だと感じております。
 それでは、また次回まで…。