底辺絵師の野望

 どうも、先日は神絵師のあまりのリア充っぷりに尻尾巻いて逃げ帰ってきた琥珀銀でございます。やっぱアレですな、人間、一番自分が過ごしやすい場所で過ごすのが一番ですな。


 さて、今回は趣向を変えまして艦これの電ちゃんを描かせて頂きました。なのです! で有名なキャラですな。一部のロリコン提督に大人気だとか…
あ、いや、それなら描いているお前はどうなんだと言われそうですが。たまには違うジャンルの絵を描くのもいいものです。
 しかしアレですな、先日の日記の続きとなりますが、今後、絵描きたるものどうあるべきなんでしょうな。
 私思うに、絵なんか描き始めたきっかけは、おそらくは自分の気に入った絵を描く人がいて、あの人みたいな絵を描けたらなぁという、憧れから始まった方が多いのではないかと思います。
 まぁなんつうか、私みたいな歳まで来ますと、「将来はイラストレーターになって~」なんて夢は遙か手の届かない領域です。しかし、もし私があと10歳若かったら、次のような絵描きになりたいですな。
 絵柄は、今風の少女漫画から派生したと思われる萌え系な絵柄で、そのピュアで神秘的な絵のイメージが、女の子を中心に大ブレイク。必然的にネットで活躍する『濃い』お兄さん方にも受け入れられる。が、しかしながら描いている作者の正体は不明。
 おそらく女性なんだろうなどと、まことしやかに囁かれます。んで、ブーム最盛期にその謎の作者がコミケ参加することが判明し、ファンが殺到。
いつ来るかと待ち受ける中、現れたその作者の正体はなんと!
 髪はボサボサでピザ体型、服装はダサく、底の見えない眼鏡を着用し無精ヒゲを生やした不潔感漂うむっさいおっさん。これだけでもイヤなのに、とどめを刺すかのように一言。
ボクのために集まってくれて嬉しいデュフフコポォwww
 きっと描いているのは可愛い女の子なんだという、甘いユメを抱いていたオタクどものイメージを一気にブチ壊し、ファンだった女の子達は泣き出す始末。
そしてその日から、徐々にその絵柄が廃れていくという…
自らの手で流行を作り出し、自らの手でそれを破壊する。
そういう絵描きに、私は憧れます。
えぇ、アホなこと言ってるなら絵を描けってヤツですね。
それでは、また次回まで…。