マイノリティ・リポート

こんばんわ。名状しがたい琥珀銀です。
愛と二次元だけが友達です。


 今回は半脱ぎ巫女姿の夏目さんを描かせて頂きました。微エロって言うんですかね、あんまり肉欲的ではないキレイなイメージで仕上げてみた次第です。でもB地区でてますので一応18禁です。そろそろガチでエロ絵を描くべきか。
 さてアレですな、GWも終わってみなさま現実という名の邪悪なモンスターを相手に苦戦している頃かと思いますが、かくいう私も現実にはほとほと手を焼かされております。学生さんや若いサラリーマンの方ですと、この現実は勉学かもしくは仕事だけを相手にしておればよいのですが、私のように馬齢を重ねていきますと、今度は社会的地位などというものを要求されます。やれ年収はいくらだとか、結婚しているのかとか、そろそろ役職に就かないとダメなんじゃないのかとか…。
 特に結婚云々は職場によっては大いにいわれてしまう事があります。ワタクシ非モテですので人並みの幸せなんぞとうに捨てたっつーか興味ねぇってのが本音なんでありますが、世間はそうは考えないらしい。結婚して子供作ることこそが人生の幸せなんだと信じて疑わない。女性と暮らす事の素晴らしさをご高説賜ることが多いんですが、何度も言いますがワタクシ非モテなんでそんなモン知らんのです。カツ丼食ったことの無い人間にカツ丼のうまさを語られても知らんがなと。
 今の私は世間から観たら達観しています。3次元の女性への興味は無くしていますし、出世への野心も無い。人とのコミュニケーションは取らず、家に帰って一人お絵かきすることを何よりも楽しみにしている。当然合コンや飲み会なんてものに楽しさを感じない。3次元の女の子とふれあうことが何よりも楽しいのだと考えるリア充や団塊にとって、私は理解不能な存在でしょう。人生の楽しいと感じるベクトルがもはや彼らとは大幅に乖離しているのです。
 アニメ観てお絵かきしてたまにコミケでてフィギュア買って聖地巡礼して楽しむ。これは世間ではいい大人のすることではないとされています。ではいい大人のすることは何かっていうと、彼女作ってクルマ買って合コン出て結婚することのようです。私にとってはそれらは苦痛でしかありません。
 ただし、将来への希望も最近はわずかながら見えてきました。非婚率は年々上昇し、地方自治体は萌え聖地で活路を見いだし、我らオタクのお一人様をようやく「客」として扱うようになってきた。そう、これからの我々はマイノリティでは無くなってきたと言えるのです。リア充や団塊にとっては非常に面白くない展開と言えますが、私らにとっては住みよい社会の到来です。
 ただ気をつけなければならないことは、既存のリア充システムにオタを組み合わせて彼らの側に引き込もうとしてくることです。例えば萌え合コンとか萌え婚活…みたいな感じで引き込もうとする。そういうことに気をつけるべきでしょう。気がついたら奴らの思うつぼにはまっていたなんて事の無いように、これからもオタライフを充実させていきたいところです。
 それでは、また次回まで…