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身の程

 どうもチェリーカイザー 〜童帝魔術師〜 琥珀銀です(中二病)。

 今回はえっちぃ下着姿のシャロちゃんを描いてみました。アニメのごちうさもあと1羽ですな...。

 さて、そろそろ年の瀬も迫って参りましたな。今年はコロナに始まりコロナに終わった一年かと思いますが、皆さんいかがでしたでしょうか。元々、少子高齢化だの失われた30年だの言われていたので、この国のあんまり明るくない未来がますます暗くなっていた感があります。

 とは言えですが...。ウチらのような氷河期をサバイバルしてきた世代にとっては、この程度の不景気感なんて甘ったるいもんだと感じます。何せ当時はウチらだけ狙い撃ちにして全世代のツケをブラックに背負わされ、明日食うもんはないわ住むところは追い出されるわ同期が失踪したり吊ったり飛んだりするわ、なのに全部お前が悪い自己責任だとか扱われ散々な目に遭わされたわけで、それを考えれば、少なくとも税金が投入され苦しみを全世代で共有しているだけでも相当マシな状況だと言えるでしょう。

 そうなるとですね、大変大人げないことは重々承知の上なんですが、これまで上から目線でご高説垂れてたいわゆる「普通」を自称する人たちが、教育費だのローンだのが払えなくて子供の進学や自宅を手放さざるを得なくなっていくことは、実にメシウマであると言わざるを得ません。えぇ、さんざウチら氷河期非モテを結婚もできないガイジだのローンも組めない禁治産者などと嘲りまくってくれましたが、今どんな気持ち? ねぇねぇ今どんな気持ち?(NDKクマーAA略

 などと言っておりますが、医療崩壊だとか社会が不安定になってくれば、当然我々の側にも影響が出てくるわけでして、対岸の火事というわけにはいかないでしょう。そもそもエリートでもなく特別な能力も持たない我々が生きていられるのは、単なる偶然に過ぎません。明日はアパートの一室で孤独死しているやもしれん。実際、そういう人らも目の当たりにしてきましたしねぇ。彼らが私より何か劣っていたのかというとそんなことはなく、やっぱり単に私は運が良かっただけです。ただ一つ言えることは、うぬぼれや過信は必ずあとで痛い目に遭うということでして、今何となく上手くいっているから将来も上手くいくなどと思わず、人を見下すようなことはせず身の丈に合った謙虚さを忘れないようにしたいものです。

 それでは、今年はこの辺で。
 また来年お会いしましょう。良いお年を。