フェイトとFireface 800

いつもニコニコあなたの隣に這い寄る混沌、琥珀銀です。
こんばんわ。


 なんか最近このキャラばっか描いてる気がしますが、今日のフェイトちゃんは5月病のアンニュイな雰囲気を吹き飛ばせVerです(長い)。正直に言いますとこの絵、原画を描いたのは1年以上も前のものです。別の目的で描いたのですが結局使う機会に恵まれず、かといってお蔵入りもアレなんで多少の手直しをしてここに公開する事にしました。今見ると思うんですが、やっぱり1年以上経っていると原画の雰囲気が違っています。前回の絵と見比べると別人が描いたようだ…。
 さて、今日は私のPC音楽再生環境についてお話しようかと思いますです。皆様の中にも、音楽はPCで聴くようになったという方はいらっしゃるんじゃないでしょうか。しかし、機材にこだわって環境まで整えている方はあまりいないと思います。大抵は内蔵音源か、良くてサウンドブラスター、ちょっと凝り出してONKYOのオーディオカードと言ったところでしょう。ここでは私が持っている、あまり見かけないオーディオデバイスを紹介します。こういう世界もあるのかーと、見て頂ければ幸いです。
Fireface 800
 これはドイツRME社製、28チャンネル 24ビット/192kHz FireWireオーディオインターフェイス「Fireface 800」です。外付け音源の豪華版だと思って下さい。やっている事は、PCからトランスポート(出力)された信号をデジタルオーディオ信号に変換し、さらに人間が聞こえる音声信号に変換します。本来の目的は音楽制作のために使う機材で、バンドとかDTMとかやってる人が使います。つまりセミプロ用の機材なので、音の入口と出口をルーティングせねばなりません。下図のミキサー画面を見れば分かるとおり、音を出すまでが一苦労します(フェーダーを上げるだけでは音が出ないんです)。
Fireface Mixer
 ギターアンプまで内蔵しているのでギターやベースも繋げます!(生涯使うことはないと思われる) 渋谷Rock oNで購入。
m902
 こいつは米国GRACE Design社製ヘッドフォンアンプ「m902」です。Fireface 800から出力されたアナログ音声をヘッドフォン用に増幅します。DAC(デジタル信号をアナログオーディオ信号に変換する)も搭載しているのですが、性能は悪くはありませんが微妙です。このアンプはアナログ信号で入力した方が良い結果を出すようです。従って私はFirefaceとの接続には、TRS-XLRバランスで接続しています。中野フジヤエービックで購入。
HD650
 んでもってコレがドイツSENNHEISER社製ヘッドフォン「HD650」です。m902に接続して使います。リファレンスヘッドフォンと言われるほどメジャーなものです。名前を聞いた事がある人もいるのでは? こもりがちな音と評されていますが、エージングを経る事で割とカッチリした音になります。低・中音派な貴方にお勧め。通販エアリーで購入。
 この手の世界では、音の出口に一番近いところから手を付けるのが最も安上がりで効果も高く、遠ざかるにつれコストパフォーマンスが悪くなります。結果、総額で考えれば結構な額が掛かってしまってますが、さてこれだけの機材で何を聴くのかと言えばそれはもちろんアニソン! さらにゲームぅ!(※美少女系に限る) …と、ダメ人間っぷりをこれでもかと満喫しております。あぁ…いいですよ無駄に金掛けて聴くアニソンとエロゲのBGM…(←末期症状)
 ちょっと話が難しかったかもしれません。ピュアオーディオファンからすればそれこそ噴飯モノな使い方をしておりますが、絵を描いているとBGMが欲しくなるものです。そしてそこから流れる音楽はやっぱり上質なモノを求めたい(アニソンが上質か? というのはさておき)。以前も言いましたが、ワタクシは一般人が金掛けるところ(クルマ・彼女・Etc)に全く興味を示しません。しかし、人と違うものに品質を求めるのもまたそれはそれで楽しいものですよ。
ということでまた次回…