Onimai: I’m Now Your Sister!

 どうも、寝心地の良いベッドを仕入れてQOLが爆上がりな琥珀銀です。睡眠こそ我が人生最大の安らぎ。


 今回はフルールの制服を着たシャロちゃんを描かせていただきました。メイド服スキーな方にはたまらんですよね。
 さて今回はここんとこ愚痴ネタばっかだったのでキモオタな話題を少々。えぇタイトルの通りのアニメにハマっております。まぁ知ってる人には説明不要でしょうが、前半は2000年代エロゲー感が、後半はきらら系アニメ感が楽しめるというものです。

 前季流行った某バンドアニメと違って一般人には全く評価外なところもポイント高い。まぁ最近は某チェンソーアニメの如く意識高いオサレアニメが幅を利かせており、何か寂しさを感じていたところだったんですが、まさか令和になってこんなベッタベタオッサン向けアニメが観られるとは思ってもおりませんでした。この作品の時代背景は20年くらい前でしょうか(一応スマホなども出てくるには出てきますが)。
 20年前といえば当サイトの立ち上げ時と同時期なわけで、まさにこんな感じのオタアニメやゲームが流行っておりました。というか、オタ文化がまだオタク(今で言うキモオタ)だけのものだった時代です。主人公はエロゲとMMORPGをこよなく愛する元男性のヒキニートですが、当時は氷河期時代まっただ中で職に就くことは困難を極め、ニート自体が珍しくなく、こんなコッテコテなオタクがいてもおかしくなかったのです。
 しかし現代においてはニートそのものが8050問題とか貧困層の拡大とかでとてもネタにできるものではないし、エロゲもMMORPGも斜陽の一途なのは皆さんご存知の通りです。
 このアニメは青春時代をオタ文化とともに過ごしたおっさん向けのノスタルジーが味わえる作品と言えます。当然ながらオサレアニメ目当ての一般人だとか、恋愛もスマートにこなす今どきの若いオタに理解されるわけがありません。いや、むしろ、だが、それがいい。
 子供の頃、両親が昭和の歌謡曲番組を好んで視聴しておりましたが、ジャンルは違えど私もそんな歳になったのだなと思った次第です。
 それでは、また次回まで。