二次元と三次元の狭間で

 どうもです。三週間ぶりのお久しぶりです。琥珀銀です。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。桜咲く春の季節、夢と希望に満ちあふれた日々を送られていることと存じます(白目)。


 今回はリゼさんを描かせて頂きました。相変わらず絵柄が安定しておりませんが。塗りとかはかなり昔のやり方と今風の塗り方をミックスさせてみた次第です。これはこれでいいかもしれない。髪の毛が違うのかな。今風の塗り方を敢えて否定して描き、塗ってみましたが悪くないなと。
 さて今回は、最近の時事ネタでも。
 今アレですな、ラブライブですか。斜め上の方向に話題沸騰中ですな。何でも主人公の高坂穂乃果役の声優、新田恵海氏が過去に「素人図鑑 File-07」というアダルトビデオに出演していたとかで、ちょっとした祭りになっております。これ、皆様どう思います?
 真偽はともかく、私の感想としては「あぁ、まぁ、こういうこともあるだろな」ですわ。これが例えばゆのっちの声優、阿澄佳奈氏だったとしても、同じ感想でしょうな。意外ですか? 私としては、ゆのっちはゆのっちであり、阿澄氏とはその声をあててる声優ってだけであって、ゆのっち本人ではないからです。そりゃ原作でゆのっちが援交やるような展開になったら発狂しますが、それはないでしょう。なぜって? ゆのはあくまで二次元の理想の存在だからです。阿澄氏は既に既婚ですが、人妻がゆのっち役をやっても特に気にはしない。繰り返しますがゆのっち本人じゃないから。
 だから穂乃果の声優がエロビデオに出てたところで穂乃果がAV女優になったわけではない‥はずなのですが、ラブライブの場合ちょっとコレが複雑で、新田氏があたかも穂乃果の三次元の具現として振る舞っていたこれまでの経緯から、あたかも穂乃果が男優に抱かれているかのごとくの結果を招いてしまっております。
 最近は声優でもアイドル路線を走っており、ラブライブはその先鋒とも言えるものでした。しかし、安易な二次元と三次元とのリンクは、もし三次元側に何かあったときに簡単にトラブルになる。二次元は同人等の薄い本を除けば普通そのイメージが壊れることはありません。しかし、三次元の人間となると話は別です。なぜなら人間だから。エッチもするだろうし彼氏も作るだろうし、悪態をつくこともあるでしょう。その昔、アイドルはトイレに行かないなどと言われていたそうですが、そんな事は不可能なのです。当たり前すぎですな。
 私としてはこのような二次元と三次元をリンクさせるような商法はあまり感心しません。理由は前述のリスクがあることと、そもそもそのキャラの人気をあたかも自分の実力、もしくは自分自身であるかのような振る舞いは、純粋にそのキャラが好きな者にとっては邪魔になるからです。酷い例えをするならば、樽体系のBBAがゆのっちのコスプレして「ゆのっちでーす」などと私の目の前に現れやがったら、全力でしばき倒したくなる気持ちになると言えば分かって頂けるでしょうか。
 声優とは声を演じる人です。私としては、そういう本業に専念して欲しいと思う次第です。
 それでは、また次回まで‥。