どうもです。1ヶ月ぶりのご無沙汰、琥珀銀でございます。今回はゆのっちの絵を書かせて頂きました。
今回は、ひさびさにひだまり関連の絵を描かせて頂きました。体操服でございます。描いてから気づいたんですが、以前にも似たような構図で描いてましたね…。まぁ、マッタリと好きな絵を描かせて頂ければと思います。
さて最近はアレですな。皆様実感しておられるとおり、給与は下がり増税が重ねられる中で、さらに今の生活レベルも脅かされるような残業代ゼロ法案とか雇用規制緩和とかそーいう政策が目白押しとなっております。もはや宝くじで数億当たるしか生活の安寧は得られないのではないか、そんな事まで思ってしまう次第です。
しかしそんな中で、敢えて自分の夢を叶えるため不安定でありながらも憧れの業界へ身を投じる若者がおります。本日の日記では、私が実際にお会いした人で、「絵師」という職業に夢を抱いて飛び込んでいった人達をお話ししたいと思います。成功した人、失敗した人、先行きが見えない人、悲喜こもごもでありますが、何かの一助となれば幸いです。
今や絵師って職業はアレですな。若い人の憧れの職業になりつつあるそうですわ。一昔前から考えれば信じがたいところですが、割と花形職業になりつつあるっぽい。ただ皆さんご承知の通り、非常に競争の激しい職種です。芸能界や声優と並んで競争率は100倍とも1000倍とも言われています。私みたいに実力に見切りが付ければそんな夢抱いたりしないんですが、半端に上手かったりすると夢抱いちゃうみたいです。そんな夢を抱いていった人達を紹介します。なお、話にリアリティを持たせるため、私が実際にお会いし、話したことのある人だけとします。Twitterで知り合いのーとか、pixivでマイピクのーとかでは胡散臭いでしょうからね。なお、名前や作品名はかなり伏せますが、まぁ実在しますので、分かる人には分かるでしょう。しかし、「琥珀銀がこんなこと言ってましたよー」とか本人にチクらないでくださいますようよろしくお願い申し上げます。
■1人目:月○○なさん
何度かお会いし、話もしたことがあります。ひょっとしたら先方も覚えているかもしれませんな。以前「ファミレス原稿なんたら」とかいうサークルにいたときにお知り合いになった方です。失礼ながら、元はそれほどの実力は無かったと記憶してます。しかし、「絶対にプロになる」という強い信念があり、徐々に徐々に頭角を現してきました。某4コマ系漫画雑誌で漫画を描いたり、WACOMの液タブの実演クリエイターとして紹介されたりし、現在では角○コ○プ○ースにて「C○スタ○オ」とかいうところで定期連載をしているようです。これは成功例と言えるパターンでしょうか。ただ連載が読者投稿コーナーの一角だけで定期ヒット作を出しているわけでもないので、バイトや何かとかけもちでないと生活は成り立っていないのではないかと推測します。
■2人目:K○Iさん
大学時代の知り合いとなります。在学中に絵を描き始め、卒業後に○藤○さんという某漫画家さんのアシスタントとなりました。当時その漫画家さんは菊○秀○氏原作の「退○針」なる小説をコミカライズしており、その時にアシになったようです。しばらく音信が途絶えていたのですが、数年前、彼を知る某人物による情報に寄れば、現在は介護の仕事をしているとのこと…。これは、夢破れた例になるでしょうか。
■3人目:八○八 ○さん
かつて存在していたオタク向けSNS、FILNで知り合い、オフ会やお食事等でご一緒させて頂きました。現在も当サイトからリンクが貼られており、先方さんからも張って頂いているので、多分私のことは覚えてらっしゃると思います。トーンをほぼ使わない独特な絵柄で、有名な作品としてはゲーム「ペルソナ」を題材とした「タ○○ロス○場」。同名コミックも発刊したようです。しかし、2013年を境に動向がまったく分からなくなりました。サイトの更新も止まり、現在消息は不明です。成功した例か、失敗した例か、なんとも言えません。
■4人目:水○敬さん
前述の「ファミレス原稿なんたら」で知り合った方です。あまりにも有名な方なんで伏せ字が意味をなしてない気がしますし、お会いしたのは一度きり、お話ししたのも一度きりなんで、まぁ、先方は覚えてないっつーか知らないでしょう。「水○敬ラ○ド」とか、その辺の単語はご存じの方も多いのではないでしょうか。エロ漫画家としてかなり有名ですね。定期的に発刊しているので、生活も成り立つ大成功例と言えるのではないでしょうか。
以上アマチュア時代を知る4名の方の足跡をご紹介しました。先にも述べたようにこの職種は厳しい業界です。人気がなくなればあっというまに干される。社会人は仕事の失敗で即退職ってことはありませんが、絵師はそれがあり得る。そしてそのセーフティネットは全く整備されておらず、政府が対策に乗り出すとは考えにくいです。厄介なことに、絵師として若い時期を過ごすとつぶしが利きません。真っ当な社会に復帰が非常に難しいのです。それでもこの職種にチャレンジしたいというのであれば、まさに自己責任の世界が待っています。私のようなロートルからすれば、そういう若い人達にエールを送りたくもあり、よく考えた方がいいよと言いたくもあり、歯がゆいところであります。
今もTwitterやイベントでお会いする若い方で、数年後には脱サラして絵師になるんだと宣言している人を知っております。そういう人達に、せめて未来の幸あれと願うばかりです。
今回はここまでにしたいと思います。
次回は引っ越しが絡むので更新はかなり遅れる予定です。