冬コミ原稿の締め切りを間近に控え、修羅場モードに突入している知り合いの同人さん達を横目に見つつ、マッタリと積みエロゲーを消化している琥珀銀です。順調にダメ人間としての階段を上っていることを実感します。
今回は前回の予告通り、えっちぃゆのっちを描かせて頂きました。夏頃からずーっと同人原稿(健全)をやっていまして、エロ絵が描けない状態が続いておりました。そこでリハビリもかねて一筆したためた次第です。
さて、アレですな。最近はFacebookだTwitterだLINEだなんだと、やたら人とコミュニケーションがなんたらって言うのが多いですな。
元々PCを扱うような人間はコミュニケーションなんて鬱陶しい以外の何者でもなかったはずなのですが、最近はやたら馴れ合いが奨励されている模様です。リア充的な人間がこちら側にも浸食し始めたって事でしょうか。
私みたいな古い人間ですと、「コイツとは趣味が合う」という人間にターゲットを絞ってつきあいを始めるんですが、今はフォロワーだの友達だのと言ったものの数を競う事が一つの目的化になっている気がしております。要するにつきあいは二の次で「ウェーイ」的な繋がりがあればそれでいいみたいな。
だから昔ほど、人間関係がより良くなったという実感はありません。むしろ薄くなった感じがします。フォロワーとか知り合いとかは確かに増えていくものですが、それで人間関係の交流が広まった感じが全然しないのです。むしろ、RPGで言うところの所持金が増えてくだけという感覚に近い。モニターの向こうに、人間がいる気がしないんですわ。
まぁ確かに、SNSツール的なお手軽コミュニケーションの登場によって、あんまり人間くさいつきあいをしなくても名目上の人間関係は構築できるようになった。だから私のように人間関係の構築が苦手な人でも、人並みのコミュニケーションが取れているかのように振る舞うことは以前より楽になった。…んだけど、たぶんそれは本当の意味での人とのつきあいとは別種のモノで、ゲームで経験値増やしてる程度の結果にしかなってないのかもしれないなと思うのです。
私を知っている人ならばおわかりでしょうが、私はできれば自分の正体は隠しておきたいと考えるタイプです。だから今の時代のあり方は私の望んだあり方なのかもしれない。引き籠もりながら人間関係の構築という二律背反を実現させた今のあり方は私にとっては有利です。でもたぶん、このままじゃ彼女も友達も一生できないよーな気がします。
というわけで今週はここまで。
来週はコミケの表紙やサンプルをご紹介する予定です
それでは次回更新まで…。