お絵かきしながらアニメを見る方法

 こんばんわ、前回とえらい絵柄が違うじゃねーかと知り合いに問い詰められた琥珀銀です。どっちかというと前回の絵の方が私としては異質だったんすよ…。


 前回の絵と今回の絵とで印象がまるで異なって見えるのは、(1)塗り方の違い(2)目の大きさ によるものです。(1)はなるべく薄い色で、かつ線画をほとんど見えなくさせています。(2)は言わずもがなですな。どちらかというと前回の方が実験作の意味合いが強く、今回の絵の方が自分っぽい絵だなぁとか思っております。
 この絵とは裏腹にアニメのストーリーの方はどんどん暗くなっているような気がしますね-…。
 さて、最近アニメ視聴環境を少々変えましてな。皆様アニメを見るときは普通テレビで見ると思うのですが、私のように時間の無い貧乏暇なしになりますと、絵を描きながらアニメを見たいと思うようになります。モニタの横にTVを置くというのも一つの手ですが、できればモニタ1つで済ませたい。下図は今現在の私のアニメ視聴環境&CG作業環境のスクリーンショットです。こんな風にしたいわけですね。
作業環境
 これを実現するにはどうすればいいか。3通りの方法が考えられますな。1つはPCで録画環境を構築し、できあがったファイルを再生する方法です。この方法は取り回しが効いて便利なのですが、録画に失敗しないよう環境を構築し、なおかつエンコ環境もそろえなければなりません。2つめはDTCP-IPを装備したDLNAソフトを導入し、別に用意したレコーダー等の録画機から視聴する方法です。一見便利そうなのですが、動作するかどうかの環境がかなりシビアと言われていて賭になります。3つめは録画機の映像をHDキャプチャボードに接続して視聴する環境です。
 私が選んだのはこの3つめでして、今まではPV3とかMonster-Xなどのキャプチャボードのプレビュー画面で視聴していたのですが、前回お伝えしたとおり64ビット環境に移行しまして、これらボードが動作しなくなってしまいました(厳密に言えば非署名ドライバを毎回テストモードで使うとかメモリを4GBに制限するとかすれば動くけど絵描き環境としては本末転倒)。絵の環境を整えるため16GBものメモリを積んだ今、今更32ビット環境に戻るわけにも行かず、試行錯誤が必要になりましたが、結果として以下に述べるような環境で落ち着きました。
 まずキャプチャカードは64ビットに対応したIntensity Proというものを用意しました。これはHDMIおよびコンポーネント入力に対応しています。今後、Analog sunset(アナログ出力禁止)の流れを考えるとHDMIからの入力がベターでしょう。ここでHDMIが付いているからレコからそのまま接続すればいいのかと考えがちですが、デジタル放送を録画した録画機が出力するHDMIにはDTCPと呼ばれる著作権保護暗号が乗せられておりそのままでは映りません。そこでここは<以下検閲削除:GSでごにょるでググってください>を使用しました。さらにTVで見たいときもあるので、HDMIを分配するスプリッタを用意して信号を分配しました。
 まとめると次のようになります。

【型番】Intensity Pro
【ドライバ】3.9.1
【OS】Windows 7 Professional 64bit
【M/B】Gigabyte GA-H67A-UD3H(Rev.1.0)
【CPU】Intel Core i7-2600K
【GPU】Onboard
【HDD】Intel X25-M(160GB G2)
【メモリ】DDR3 4G x4
【電源】700W
【接続】Sony BDZ-L70 → 1x2 HDMI Splitter → GSごにょ → Intensity Pro

 まぁ、あんまり居ないでしょうが参考になれば。
アニメ見ながらお絵かきって結構はかどるんですよ。モチベーションが維持されるっていうかそんな感じで。
 というわけで、今日のところはここまで。また次回更新でお会いしましょう。