ゆのは悪い子じゃないです

 なんか最近はフジテレビが「ひだまりスケッチ×☆☆☆」の画像使ってTBSにイヤガラセをしているとか何とかで話題になっておりますな。


http://blog.livedoor.jp/insidears/archives/52245516.html
 いつの世でもって感じでまたかよって感じですが、アニオタ=悪 : スポーツマン=善 っていうステロタイプなものの見方は何とかならんもんでしょうかね。記事で紹介されているのは、今までアニオタで引きこもりだった少年が(ここでひだまりを観ている映像が表示され、ひだまり=引きこもりというイメージが作られている)、ラグビーをすることによって(アニメから足を洗い)更生するといったものですが、時系列の狂った画像のねつ造までされているこの現状、少なくともこの件に関してひだまり関係者はフジを訴えて良いレベルだと思うです。
 さて、今日は先週の下書きに色を付けてみました。えぇ、えちぃゆのさんです。あー…先ほどのフジテレビとは別の意味でこういう絵を描いているとひだまり関係者並びにファンから訴えられそうな気がしますな…。
 ゆののようなおとなしくてまじめで奥手。こういう人物は現実社会ではもちろん、アニメの世界でも主役を張ることはなかなか難しいもんだと思います。とがった何かを持っていたり、どこか派手な性格の方が、地味なキャラより作品としてアピールしやすいからですな。それでも観てて楽しめる、そういう意味でひだまりってのは完成度の高い作品なんじゃないかなぁと思うのです。地味でまじめな日常に、面白さを付加するのは容易なことではありません。そこには作者を始めとするクリエイター達の地道な苦労があるはずです。だからこそ、この作品が安易なレッテル貼りに使われるようなことは残念であると言わざるを得ません。