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アフター・コロナ

 どうも、新型コロナのせいで人が乱れているのではなく、新型コロナが人の本性を暴き出したと感じている琥珀銀です。

 今回はごちうさキャラとしてははじめてマヤちゃんを描かせて頂きました。太ももむっちり無防備なところがポイントです。

 さて本日は4月25日となります。緊急事態宣言が発令されてから2週間が経過、期限の5月6日までおよそ2週間となります。で、皆様はこの緊急事態宣言、5月6日以降も延長すると思いますか。これ、私思うに延長しないとみております。なぜか。それについて今回はお話ししたいと思います。

 延長しない最大の理由は経済が保たないからです。経団連の操り人形かつ株価維持装置である安倍首相にとって、これ以上の経済悪化は自らの立場を危うくさせます。既にアメリカでは経済を再開させたいトランプ大統領と医師の間で確執が起きていますが、これと同じ事が日本でも起きるでしょう。アメリカに次いで利権大国である我が国において、国の主導権を握るのはあくまで国民では無く利権側、上級国民側です。

 4月25日時点の日本での新型コロナによる死者数は約300人超ですが、インフルエンザによる死者数は毎年3,000人を超えます。ついでに言えば、日本では毎日3,280人が亡くなっています。乱暴な言い方ですが、300人ぽっちの死者数で利権側の儲けを台無しにするわけにはいかないのです。今ぽっちと申し上げましたが、不謹慎だと思われたでしょうか。でも実際毎日3,280人亡くなっていると聞いても、ふーんとしか思わなかったのではないでしょうか。自分の身の回りの人が亡くならない限り、死者数なんて数字でしかありません。それが人の命よりおカネが大事な利権者であればなおさらです。

 ただ、今の状況で延期しないなどと公表すれば世間から袋だたきに遭うことは目に見えています。ですので、段階を踏んでいくと思われます。数字の改ざんねつ造は我が国の十八番ですから、まずは毎日の感染者数と死者数を弄るはずです。おそらく、東京都内の1日あたりの感染者数が100人を切ればピークを過ぎたと判断するなどと御用学者に言わせ、来週から検査を絞りジワリジワリその100人以下に近づけていくでしょう。

 その上で、ピークは過ぎたので緊急事態宣言を解除するが、全てではなく段階的な解除であるなどと発表し、段階ごとに実施する振りはするものの、1週間も過ぎればその段階自体をなし崩し的に無かったことにするはずです。あるいはどう見ても事実上の解除なのに、これは解除では無いなどと強弁することも考えられます。さらに、この国の国民も先日のトイレットペーパー騒動で分かったとおり割とアホですので、宣言解除と共に大挙してレジャーに繰り出す事も十分あり得ます。かくして、官民共に新型コロナが治まっていないのに感染拡大を防ぐ手立てを放棄してしまう可能性が高い。

 しかしそれで新型コロナウイルスが治まった訳ではありません。依然としてリスクは残るし実害が出るはずです。がしかし、肺炎患者に数字を付け替えるなどの工作を行うはずです。例えば肺炎による死者数は年間およそ9万人ですから、これだけいればコロナ死者1000人くらい足してもバレませんね。

 つまり、新型コロナウイルスを当たり前の病気として受け入れつつ日々の生活を維持することを求められます。これまでのように病院にはかかれなくなるし、なんか道ばたで死んでる人とか増えてくるでしょう。例えば日本の変死者数は年間15万人らしいのでこれだけいれば(ry

 そんなアフター・コロナを生き抜くためには、たとえ非常事態宣言が解除されたとしても、自分だけは非常事態宣言を解除しないことです。手洗いうがい清潔消毒を継続するのはもちろんのこと、日和見菌的側面のあるコロナに負けない健康な身体を維持することや、不要不急の外出は少なくともワクチンができると言われる1年~1年半は自粛すべきと言えます。

 上級国民はコロナに罹ってもすぐに検査とベッドが提供されますが、一般国民はそう扱ってくれません。結局、自分の身を守れるのは自分だけです。そのことを肝に銘じ、今後の情勢を睨んでいきたいところです。

 この予想が杞憂で済むことを願っています。
 それでは、また次回まで。