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日和見主義

 どうも、人生ピラミッドの最底辺、琥珀銀です。

 残暑お見舞い申し上げます。暑い日が続きますな。今回は涼しげなチノちゃんを描かせて頂きました。最近の水彩塗りみたいなのは苦手なので、せめて透明感を出して他と差別化したいところなんですが、なかなか難しいもんですな。

 さてお盆も過ぎ、皆さん休み明けかと思います。もしかしたら、夏期休暇なんかねーよウチはブラックだよ! て方もおられるかもしれません。とあるアンケートでは、連休明けに転職を考えたことがある人が40%に上るそうで、その理由に「親や地元の人たちと接していると、仕事に忙殺される毎日がむなしく感じたから(福岡県・30代男性)」ってのがありました。

 まぁ仕事にしろ生活にしろ、最近は結構全力で挑まないと足下掬われることが多いですな。余裕が無いというか、ちょっとでもレールを外れると一気に奈落の底みたいな。

 ただまぁ最近思うんですが、私ら非モテ未婚は人生にそれほど真剣に取り組まなくてもいいんじゃないかなぁと言う気がしております。そりゃぁ会社のエリート社員とか、家族持ちな人は色々責任しょってるでしょうから、いわゆる「主人公」にならなければならないんでしょうが、ウチら役割的には「村人その1」じゃないですか。ここらで人生日和ってもいいんじゃないかと思うんですよ。

 なんだろな。心震わすような大きな感動とか、人生観変えるようなドラマチックな挫折とか、そういうの要らないのです。平坦に生きたい。マッタリしたい。甲斐性無しと言われようとも、ゆっくりしていたい。人生は競争だー! とか 勝ち続けなければ生き残れないー! とか、そういうの要らないんですよ。そういうのにいちいち付き合ってたら疲れるし心を病む。

 だからこそ日和見主義です。逃げていいじゃないですか。日和っていいじゃないですか。どうせ周りからたいした期待をされているわけじゃないんですし、誰かに必要とされている存在でもない、むしろ不要人間と思われてるんですから、その立場を最大限に利用しましょう。それで社会からはじき出されるのなら、はじき出された蚊帳の外でダラダラしましょう。日本なんて何から何まで「自己責任」で片付けられてしまう社会ですので、真面目に付き合う必要は無い。独身非モテは背負うものは何もありませんからね。自由に生きましょう。

 それでは、また次回まで。