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それは若作りというやつでは

 どうも、そろそろ人生も順調に破綻しそうな琥珀銀です。最近はほら、「優秀」とか「才能」ってのがやたら必要視されつつあるんで、底辺で無能な人間にはだんだん生きづらくなってきているんですわ。「才能を活かして活躍する機会を!」とか喧伝されてますが、みんなそんなに能力に恵まれているスーパーマンばっかなのかいな...。

 さて、今回は千夜ちゃんを描かせて頂きました。シャロが彼女の悪意なきトラブルによく巻き込まれているので、鬼畜和菓子などと呼ばれております。おそらくごちうさ一のたわわと思われるので、存分にたわわで描いた次第です。

 では今回の話題に入りたいと思います。ま、最近はアレですな。20歳を超えても自分のことを「女の子」と名乗る女性が増えてますな。いや女性だけでなく、女性社員を女の子と呼ぶおっさんとかもいますな。

 個人の感覚の差であることを重々承知の上で言わせていただくと、どうも私、20歳超えた女性を女の子と呼ぶことに抵抗があるのです。そもそも『子』じゃないであろうと。

 しかしながら「あの女の子」と呼ばれている女性に「あの女」とか言うとまずいですな。空気が悪くなりますな。一斉に女性社員達から白い目ですな。ミサンドリーな方々からここぞとばかりに攻撃されますな。これはどう言う事なんですかな。

 これはあくまで予想でありますが...。「女の子」という響きには「女」と違い、経験の少なさそうな、か弱いような、繊細なような、そういうイメージがあるのではないかと思われます。守ってあげたくなるような可愛らしさを内包している気がする。それゆえに、イメージが「女」呼ばわりよりもいいのではないかと。そして「女の子」と呼ぶ男性もおそらく、そういう女性を気遣っての呼び方ではないかと思うんですな。セクハラだなんだと煩い昨今、女性への呼び方一つで社内の倫理相談窓口に通報されかねません。

 しかし男性はむしろ逆になりますな。ここで私が「僕みたいな男の子が」などと言おうモノならマザコン呼ばわりされて社会的抹殺ですな。男性の場合は「男の子」よりも「男」の方がよろしい場合が多い。「あの男の子が帰ってきた」と「あの男が帰ってきた」では重みが違ったりしますし。

 本来年齢と共に変わるべき呼称を、敢えて無視して呼ぶ上記のような言い方にはおそらく、多数が望む希望が見え隠れしているのかもしれない。しかし既に既婚者で30間近の女性に「女の子」と呼ぶのは、やはりどうなんだろうと考えてしまうのです。

 さて、今回も順調に三次元女性を敵に回したところで終わりにしたいと思います。
 それでは、また次回まで。